女性を360度美しく魅せる振袖姿

振袖というと女性の特別な日に欠かすことのできない衣装であり、女性を最大限に美しく演出してくれるアイテムであるとも言えます。近年はレンタルですべてそろえることもできるので、気軽に着ることも可能です。女性の晴れの日の必須アイテムだる振袖には、どのような歴史と魅力があるのかをご説明します。

奥深い振袖の歴史

人生の節目でもある結婚式や成人式といった特別な日に欠かせない振袖には、奥深い歴史があります。振袖の歴史の始まりは江戸時代であると言われています。子供や未婚の女性が着る、袖の長い着物を振袖と呼びます。そして昔の風習では、18歳頃の成人とされていた時期になると、袖を短くし留袖に仕立て直しをしていたとされています。つまり振袖をリフォームして着る風習があったという事です。現代程、豊かな物資にあふれて生活していない時代、物を大切に使用していた事が垣間見えます。振袖は子供から大人になっても大切に着用されていた衣装であったといえるのです。現代ではレンタルもでき、おしゃれを楽しむ感覚で着用される振袖には、このような長い歴史があるのです。

美しく振袖を着こなそう

普段着る機会の少ない振袖を美しく着る為の手順をご紹介します。
まず最初に足袋を履きます。次に、肌襦袢を着用し襦袢を着ます。そして、衿部分に衿芯を入れます。腰ひもを巻き、前で腰ひもを結びます。余った紐を両脇部分の紐に掛けておきます。その後、腰ひもの上に伊達締めを巻きます。振袖をはおり着丈を決め、前身ごろの高さ位置を決め腰ひもを巻きます。上身ごろを整えおはしょりを作ります。整ったら、衿元と胸元を整え、バスト下で腰ひもを巻きます。後ろ身ごろを整え、帯の部分に伊達締めを巻きます。最後に後ろと前に帯板を入れ、帯を締めます。
振袖を着用するには数多くの手順と着装道具が必要あり、正しい着装をすることが着物の着崩れを防ぐのです。

美しい後ろ姿を演出する帯

着物姿の魅力は、前から見た姿だけではなく、後ろ姿の美しさにもあります。綺麗な着物の柄に結い上げた髪に美しいうなじ。極め付けは、結びあげた帯に誰もが魅了されることでしょう。着物の色や柄にあう帯を選ぶことで美しい着物姿を完成させることができるのです。
美しい振袖姿にするための帯の結び方をご紹介します。
「ふくら雀」はすっきりとした後ろ姿が特徴の結び方です。着崩れしにくいというメリットがあります。「文庫結び」とはリボンのような形をしており、後ろ姿を艶やかに魅せます。「立て矢結び」は矢が斜めになったような形状の結び方であり、個性的で知的な印象を与えます。最後に「変わり結び」はばらやユリの形状をしたユニークな結び方が多々あります。レンタルでも帯の結び方でがらりと変わる振袖の後ろ姿から、帯の存在感の高さがみてとれます。